非公開
【職務内容】
■入社後に任せる業務
・自社のサービス・製品ならびに技術開発の取り組みなどについての情報発信、イベントの開催
・社外に向けて、自社の技術力や知識をブログなどで継続的にアウトプット(技報、およびその他の技術情報発信)
・社外で得た情報についての社内への展開。社内向けの技術広報により、従業員に対して自社技術への理解度を高め、新たな協働・共創を推進
・技術に詳しくない人に向けて専門的な内容はかみ砕いて説明、発信する(サイエンスコミュニケーター的役割 ※)
・自社ギャラリーの企画・定期的なアップデート
・オープンイノベーションに関わる国内外機関との提携業務やプロジェクト推進のフォロー業務(折衝、契約関連の業務を含む)
※当社が求めるサイエンスコミュニケーター像
当社研究員と社内外(社内事業部・他企業・大学・研究所・一般社会等)の間に立ち、相互理解を促す架け橋的な役割を期待しています。社外・社内向けに、当社各技術の有用性や面白さを伝える「科学広報」や「サイエンスライティング」に加え、社内外のニーズや疑問の声を収集し、各分野の専門家である研究員に分かりやすく伝えていくことで双方のコミュニケーションを生み出すことを期待しています。
■当業務の面白み・魅力
・当社での技術開発などの取り組みを発信する本業務は、扱う領域が多岐に渡り、かつ専門性が求められます。また、事業部門でのサービス・製品に関わる内容から、技術研究所での研究開発のような長期的なテーマなど、時間軸での広さもあります。関連部門との協議は苦労も多いですが、発信した情報をベースに、組織の垣根を越えた新たな協働・共創が生まれる瞬間は、社会への貢献と自身の成長を強く実感することができます。
・技術広報活動による研究開発の企画・推進業務であり、国内に留まらないグローバル視点で推進が可能
・社内外の技術情報を起点とする、全く新しい技術開発・事業開発を企画・立案していく面白さを味わうことができ、自身の成長につなげることができる。
■キャリアステップイメージ
入社直後:OJTを通じた実務経験を積み上げてもらう。少なくとも2年以上、技術企画部での実務を行う方針。海外拠点との活動連携も視野に入れて業務遂行していく。
5年後以降:自身の企画立案した情報発信PJ牽引や、研究所に留まらない住友重機械工業の技術広報の中心として、国内外拠点への異動も選択肢として持ちながらキャリアアップをしていく
【働き方・働く環境】
■職場の雰囲気や募集部門のメンバー構成
・自由闊達な雰囲気で活動していける
■活躍されている方の事例や評価ポイント
・これまでの実務経験以外の分野で活躍されている方が多いです。
・自身のベースとなる技術をお持ちの方は、それを武器に生かしながらの技術企画・新事業創出を行ってる方もいます。
・能動的に自身が立案・推進する活動が推奨されています。
■キャリア入社者の声
多くの可能性を秘めている会社で自己実現の場を提供してくれています。
■出張頻度・出張先
国内が問わず出張あり。 頻度は個人差はあるが、国内であれば1回/週以上、国外であれば1回/数カ月程度。
■テレワーク頻度
リモート可:リモートワークでの勤務が週2日以下
※個人差があります
■フレックス
自身の都合に合わせてFLEX対応可能です
【募集の背景・配属職場のミッション】
■募集の背景
近年、世界では気候変動、資源の枯渇、経済格差の拡大、先進国における労働人口の減少など多くの社会課題が顕在化・深刻化し、企業に求められる役割や責任が改めて重要視されています。住友重機械グループはグローバル企業として世界中に事業を展開しています。2024年1月、住友重機械グループの全社員が同じ想いのもとに力を結集できるように、中長期的な方向性を示す指針として、パーパス「こだわりの心と、共に先を見据える力で、人と社会を優しさで満たします」を策定しました。このような新たな指針も加え、当社グループでは創出する社会価値として「社会基盤の構築」「生活の質の向上」「資源・エネルギーの再利用」の3つをあげ、取り組んでいます。事業活動を通じ持続可能な社会の実現に貢献するとともに、当社グループの持続的な成長を実現していきます。
我々、技術研究所技術企画部では、研究所のハブとなり、イノベーションの視点で中長期の開発戦略の策定・推進や新分野の探索を進める役割を担っていますが、上記のような背景により役割が大きくなるなかで、部署として人員拡大が必要な状況です。とくに、イノベーション推進には社内の事業部との連携や、社外の他企業や大学、研究機関との協業が不可欠で、そのためにはまずは当社技術を分かりやすく魅力的に発信することが必要ですが、これまでの当社は、BtoB総合機械メーカーであることや風土的な背景もあり、ウィークポイントのひとつとなっていました。今回新たなポジションとして、技術広報を担当いただける方を募集します。
研究開発段階から、当社の想いや技術に関する取り組みを多様なステークホルダーと共有し、共通価値創造(CSV)を推進すべく、当社の想い・価値観に共感し、あらゆるステークホルダーに対して技術情報の発信を担っていただける方を募集します。
■配属部門のミッション
中長期(10年後〜)を踏まえた要素・基盤技術の開発戦略を策定すると共に、当社方針に合う新分野を探索し開発方針を策定・推進する
・社内外プロジェクトや海外機関との提携を含む外部機関との研究開発企画及び推進
・技術調査/業界調査、及び社内研究開発テーマの発掘と技術戦略の立案
・自社技術に関する戦略的な情報発信、および企業ブランド力向上の推進
住友重機械工業は、1888年(明治21年)、別子銅山で使用する機械・器具の製作と修理を担う「工作方」として創業以来、社会と産業の発展とともに歩んできました。
現在は、一般産業機械から最先端の精密機器、さらに建設機械、船舶、環境プラント機械を事業領域とした総合機械メーカーです。
約100年の伝統の中で培ってきた「モノづくり」の精神は、ナノテクノロジーから巨大構造物まで様々な分野に展開され、「動かし、制御する」確かな技術を駆使することで、豊かな社会づくりに貢献しています。